高麗人参ってどんなもの?

高麗人参はウコギ科の多年草植物で、原産地は中国遼東から、朝鮮半島にかけての地域です。
高麗人参の歴史は長く、2000年以上も前から、漢方薬として、古くからアジア地域の医療を支えてきました。
しかしその栽培方法は難しく、貴重な霊薬として重宝され、高貴なものにしか手にすることのできないものでした。

現在では、野生の高麗人参は激減し、消費のほとんどを栽培のものに頼っています。
その70%以上が韓国と中国で栽培されたもので、日本では福島県会津地方、長野県東信地方、島根県松江市大根島などが産地として知られています。

薬用として利用される根は白色で、太く枝分かれしています。
まるで手足の生えた人のような形をしていることから、人参と名付けられたといわれています。
成長しきると、茎は60センチほどまで伸び、夏には真っ赤な実をつけます。
栽培にはこの実を採って植え付けます。

高麗人参は古くから、美容や健康に役立つ万能薬として、注目されてきました。
高麗人参が持つ薬効の特徴として、サポニンという成分があります。
このサポニンが、身体のあらゆる諸機関を正常化し、免疫力を高め、健康な体づくりを手助けしてくれるのです。

近年では健康食品として、サプリメントなどの加工食品が多く販売され、気軽に高麗人参を利用する人が増えています。
また、高麗人参エキスの入った化粧品などの美容アイテムが、韓国から日本へ広がり、美容の面でも高麗人参への注目はますます高まっています。