高麗人参の学名・別名

高麗人参は、学名をPanaxginseng(パナックス・ジンセン)といい、ウコギ科トチバニンジン属の多年生草木です。
この名は1842年にロシアの植物学者CarlAntonMeyer(カール・アントン・マイヤー)によって命名されました。
Panaxは、ギリシャ語のpantos=すべて、axos=医薬に由来して、万能薬という意味があり、Ginsengは人参という意味です。
仲間にはウド、タラノキ、ヤツデなどがあります。

古くから様々な地域で人々に愛されてきた薬草であるため、高麗人参は色々な呼称があります。

・朝鮮人参、薬用人参
日本では古くから、朝鮮人参と呼ぶのが一般的でしたが、戦後、輸入先の韓国に配慮して、薬用人参と呼ばれるようになりました。
後に、「薬用」という言葉が薬事法に抵触するとして行政指導が入り、今の高麗人参の呼称へと切り替わりました。

・御種人参
江戸時代に今でいう「人参」が入ってくるまで、人参とは御種人参のことを指していました。
江戸幕府が諸藩の財政の危機を救うために、各地の大名に「御種」を分け与え、栽培を奨励したことが由来といわれています。

・錦山人参、信州人参、出雲人参
地域が生んだ名前と言われています。
生産されていた地域にちなんで名づけられたと言われています。