連作障害とは

高麗人参の連作障害は栽培して15~20年は、その土地での栽培ができなくなることです。

そもそも連作とは、同じ場所に同じ作物(または同じ科)を栽培することをいいます。
しかし、連作をするとその作物を好む微生物や、特定の病原菌が増えていき、土の中のバランスが崩れてしまうことがあります。
そうして翌年の作物の生育に悪影響が出ることを、連作障害といいます。

高麗人参は最長で6年間栽培されます。
高麗人参の有効成分含有量は、栽培年数の経過とともに増えていくといわれ、それにともなって、グレードも上がっていきます。
栽培者の多くは、最も栄養価が高く、グレードの高い6年根の栽培がメインとなっていて、愛用者からの人気も高いです。

そして日に弱い高麗人参の栽培には、日よけの屋根が作られます。
長いと6年、日陰になっていた土には、病原菌が発生しやすくなっています。
土壌の質にもよりますが、病原菌が消滅するには10~15年は必要といわれています。
また、高麗人参が土の栄養をすべて吸い上げてしまうため、収穫した後の土地は、次の作物を育てるだけの地力が無くなってしまうのです。
こうして収穫後、15~20年は栽培ができなくなってしまいます。

高品質の高麗人参を、継続的に栽培するために、連作障害の対策は優先して進めなければならない課題です。
現在、土壌改善の肥料の開発が進められていますが、それでも再作までに10年はかかるといわれています。
輪作などの栽培方法で、再作までの期間の短縮はされていますが、それでも数年は、次の高麗人参を栽培することができないのが現状です。