水参

水参とは、畑から掘り出し、乾燥させないままの生の高麗人参のことです。

収穫後すぐの高麗人参は、水分が70~80%以上で、長期保存ができません。
カビが生えやすいので新聞紙などで包んで冷蔵庫に保管しましょう。
密封して冷凍すれば10日ほど保存できます。

水参の有効成分含有量は1年根で10%、3年根で15%、6年根で20%近くに上がります。
栽培が6年以上になると病害虫が発生しやすくなり、品質が落ちていくため栽培はされなくなります。

水参は水分量が多いため、有効成分が分解されやすいのが特徴です。
また、加工による有効成分の変化が起きないため、サポニン含有量は他の加工法より少ないといわれています。

水参は長期保存ができないので、漢方の薬剤では使われません。
しかし、サプリメントや粉末などの、あらゆる高麗人参製品の原料として使われています。

高麗人参の本場韓国では、主に料理に使われることが多いです。
高麗人参を使った韓国料理で、代表的なものに参鶏湯(サムゲタン)などがあります。
日本で土用の丑の日にうなぎを食べるように、韓国では夏バテ対策として、夏に参鶏湯を食べます。
また、天ぷらにして懐石料理などにも取り入れられているようです。

他には、お酒と組み合わせて取り入れる方法もあります。
ホワイトリカーや焼酎に水参を漬け込んで、約1年ほど熟成させると、高麗人参酒ができます。
お酒好きの女性が増えた最近では、気軽に取り入れられる方法として人気がでています。