何年根がよいのか

高麗人参の製品を探していると
「原材料には○年根を使用しています」
という商品説明をよく目にするのではないでしょうか。

高麗人参は、栽培年数によって価格や有効成分サポニンの含有量に違いがあります。
では、実際に選ぶならどれが良いのか。
高麗人参を選ぶうえで重要視するポイントは人それぞれですが、ここでは栽培年数による特徴的な違いを紹介します。

・4年根
4年根はサポニンの含有量が1gあたり8.4mgほどです。
サポニンの量がまだ少ない分、糖質が多く、甘みが残っています。
そのため、定番の人参茶にしても飲みやすく、料理の食材にも適しています。
サポニンの量が控えめという点に加えて、集荷数も多く、栽培の手間が2年分削減されているので、比較的安価で購入することができます。
料理に加えたい、高麗人参の味が苦手、子供に摂らせたい、値段を気にするという人に向いています。

・5年根
5年根のサポニンの量は1gあたり14mgで、サポニンの種類も豊富になってきます。
十分にサポニンの効果が期待できる量で、うっすら甘みも感じられるでしょう。
価格もそこまで高くないので、4年根と6年根の間でバランスの取れた存在です。
しかし、高麗人参は栽培の難しさから4年で収穫する生産者が多く、大手の販売メーカーは需要の高い6年根の栽培に力を入れています。
そのため、5年根はあまり市場で目にすることが少ないです。

・6年根
高麗人参は一番長く栽培しても6年です。
6年目を過ぎるとサポニンの量は減少傾向になり、表皮組織が老化を始めて害虫や病原菌の被害を受けやすくなります。
栽培を始めて1~3年の間はまだまだ生長の途中で、糖質が多くサポニンの量も少ないです。
そのため市場に出回るのは主に4年根~6年根です。

6年根は、栽培年数の中では一番価値が高い高麗人参です。
サポニンの含有量は最も高くなり、1gあたり16mgで、種類も豊富になります。
高麗人参に含まれるサポニンは30種類以上あり、それぞれが別の働きを持っています。
サポニンの量だけでなく、種類も豊富でバランスも良い6年根は、サポニンの幅広い効果が期待できるのです。
ただし、甘みがかすかに感じられる程度で苦みが強くなります。
また、高麗人参の大変な栽培を6年続けてようやく収穫できる6年根は、その高い効果も合わさって値段は他と比べて高くなります。
ですが、妥協をせずに確実に高麗人参の効果を得たいという人には、6年根がお勧めです。

そして、このような栽培年数による違いの他に、収穫後の加工方法でもサポニンの量は変化します。
詳しくは加工法はどれがよいのかで紹介しています。