ジンセノサイド

高麗人参に含まれる有効成分サポニンは、ジンセノサイド(人参サポニン)とも呼ばれています。
ジンセノサイド(ginsenoside)の語源は高麗人参の学名のginseng(ジンセン)と、多糖体を指すglycoside(グリコシド)が組み合わさった造語です。

ジンセノサイドは高麗人参特有のサポニン群です。
その含有率は産地や加工法によって異なりますが、最も多い韓国産の紅参は、30種類以上のジンセノサイドを含有していることがわかっています。

ジンセノサイドはメジャージンセノサイドと、マイナージンセノサイドの2つに分類することができます。

生の高麗人参のジンセノサイドは、ほとんどがメジャージンセノサイドです。
これが加熱される過程で、マイナージンセノサイドへと変化していきます。
マイナージンセノサイドは、メジャージンセノサイドが分解され、分子量が小さくなったもので、腸に吸収されやすく、より体の中で効果を発揮しやすくなります。
加工過程で蒸して加熱をする紅参の消化吸収率が高くなるのはこれが理由です。

また、ジンセノサイドは非糖質化合物の組成によって、大きく2つのサポニン群に分けることができます。
中枢神経を抑制する作用を持っているジンセノサイドRb1系と、反対に中枢神経を興奮させる作用を持っているジンセノサイドRg1系です。
この2つは対照的な作用を持っていますが、それぞれがぶつかって相殺されるのではなく、共存することで体内のバランスを整えてくれるのです。