精力増大

高麗人参は古くから男性の機能を高めることで知られてきました。
当時は漠然と強精作用と考えられてきましたが、今では精子の数を増やし、さらに活動を活性化させる効果であることが分かっています。
また、血行促進や抗ストレス作用が間接的にも男性機能の回復に効果があると考えられています。

戦前と比べると、30~40代の男性に精子の数が少なく、その働きも鈍くなってきていることが、調査や研究によってわかっています。
無精子症や乏精子症といわれていて、精液の中に精子が全くいない、数が少ない、活動が鈍いという特徴があります。
このような造精機能障害は受精が難しく、男性不妊の大きな原因となっています。

造精機能障害の原因は完全にはわかっていませんが、加齢によって男性ホルモンの分泌が減ることや、精神的ストレス、糖尿病や心臓病などの疾患が影響していると考えられています。

高麗人参に含まれるサポニンは、精巣や精嚢(せいのう)内でタンパク質と核酸の合成を促進して、精子の数を増やし、さらに活動を活性化させる効果があります。
精巣は精子を作る場所で、精嚢では精子の活動を活発にする精漿(せいしょう)が作られています。

また、造精機能の低下は、血行不良によって酸素や栄養が精巣まできちんと送られないことが原因の一つと考えられています。
サポニンは、自律神経を整えて血液の循環を良くする働きがあります。
また、サポニンの他に血管拡張作用があるアルギニンがあります。
この二つの成分の効果で、収縮した血管が広がり体の隅々の毛細血管まで血液が行き渡るので、精巣にも十分な栄養が送られます。

その他にも高麗人参は、体内の活性酸素を抑制する成分が多く含まれていて、老化の予防にも大きな効果があります。
さらに、中枢神経に抑制的に働いて、ストレスを緩和してくれる作用があるので、ストレスに強い体を作ることができます。

また、インスリンを分泌する膵臓の機能を助けたり、造血作用や血行促進作用で、糖尿病や心臓病の予防もできます。

このように高麗人参は、精子を増やす直接的な効果や、抗ストレス作用などの間接的な働きで男性機能を高める効果があります。
勘違いしないでもらいたいのは、一過性の効果のいわゆる催淫剤とは違うということです。
高麗人参は、心身共に健康な体を作る幅広い効果で、男性機能の根本的な改善に役立ってくれるのです。