貧血予防

高麗人参に豊富に含まれるサポニンは、骨髄の造血幹細胞を活性化させて、造血作用を高める働きがあります。
また、赤血球の生成に欠かせないビタミンB12や葉酸(ビタミンB9)も多く含まれています。

貧血とは、血液中の赤血球や、赤血球内のヘモグロビンの量が少なくなった状態のことです。
赤血球は、細胞に酸素を運び、代わりに老廃物を受け取る仕事をしています。
私たちは酸素と栄養素をエネルギー源に生活しているので、赤血球が不足すると、あらゆる組織が酸欠となり、動悸や息切れなどの様々な症状が現れます。

貧血はその原因によっていくつかに分類されます。
高麗人参が効果を示す貧血は、主に下記の3つです。

1、再生不良性貧血
赤血球は骨髄で毎日作られていて、3~4か月で寿命を迎え、新しいものへと生まれ変わっています。
しかし、体質や加齢などの理由で、骨髄の働きが低下すると、赤血球を含む全ての血球を作る働きが弱まってしまいます。

サポニンは骨髄に働きかけ、造血作用を強化する働きがあります。
これはサポニンの代謝機能向上の働きで、骨髄でもタンパク質と核酸の合成が活発になるからです。
また、赤血球だけでなく、白血球と血小板を増やす効果も確認されています。

2、鉄欠乏性貧血
ヘモグロビンの主な材料の鉄分が不足することで、ヘモグロビンが作られなくなって起こる貧血です。
貧血の中でも60%~80%の人がこの鉄欠乏性貧血です。
鉄分不足の原因には、鉄分の摂取不足、月経過多や潰瘍による出血、妊娠、授乳期の鉄需要の増加、胃切除などによる鉄の吸収障害などがあります。
高麗人参は鉄分が多く含まれているため、不足しがちな鉄分を補うことができます。

3、巨赤芽球性貧血(悪性貧血)
この貧血は、赤血球を作るのに必要なビタミンB12と葉酸が不足して、赤血球の数が減ることで起きます。
ビタミンB12と葉酸は、赤血球をつくる細胞分裂を助ける働きがあります。
高麗人参には、このビタミンB12と葉酸を含めたビタミンB群が、豊富に含まれています。

このように、高麗人参には貧血に効果がある成分が、多く含まれています。
十分な血液が体内を循環することで、貧血予防だけでなく、免疫力や代謝機能の向上にも効果があります。

そして、高麗人参の摂取と一緒に、鉄分やタンパク質の多い食事も心がけてください。
赤血球は鉄分とタンパク質で作られています。
サポニンの効果で骨髄の働きが活発になっても、鉄分やタンパク質が不足しては、ヘモグロビンを多く持つ赤血球を作ることができません。
また、ビタミンB12、葉酸の他に、ビタミンCは鉄分の吸収を高めてくれる働きがあるので、一緒に摂ることをお勧めします。

貧血体質の人は、少なくとも2~3か月は根気よく服用してください。
個人差はありますが、少しずつ体質改善の効果が現れるでしょう。