心筋梗塞

高麗人参は、血液をきれいにして血栓の生成を防ぎ、心筋梗塞の原因になりやすい動脈硬化の予防に効果的です。
また、血行を促進する効果があるので、心臓にかかる負担を少しでも軽くすることができます。
長期的に摂ることで加齢による心臓機能の低下を回復させる効果があることもわかっています。

1.心筋梗塞の原因
心臓に酸素と栄養を送って動かしているのは、心臓の表面を流れる冠動脈(冠状動脈)です。
虚血性心疾患である狭心症と心筋梗塞は、この冠動脈の動脈硬化が進み血流が悪くなることで起こります。
狭心症は血流が悪くなることで、胸痛や胸の圧迫感などの症状が現れますが、長くても15分ほどで痛みは消えます。
しかし、そのまま放置しておくと動脈硬化が進み、冠動脈に血栓がつまって心筋梗塞が引き起こされます。

2.高麗人参の効果
・血栓抑制
高麗人参は血管の劣化を防いで、血液をきれいにして血栓の生成を防ぐ働きがあります。
血液の中に含まれる血小板は、血管を損傷した時に止血の役目を果たす凝集作用がありますが、アドレナリンや脱水などの影響でも凝集作用が働いて、血栓をできやすくしてしまう場合があります。
サポニンは血小板凝集抑制作用があり、このような不要な血液の凝固を抑制して、血栓ができるのを防いでくれるのです。
さらに、血液の凝固を阻害して血栓を溶かす働きがあるウロキナーゼという体内の酵素を活性化させる働きもあります。

・コレステロール減少
サポニンは血液中の悪玉(LDL)コレステロールと中性脂肪を減らして、善玉(HDL)コレステロールを増やす働きがあり、血液をきれいにしてくれる効果があります。
血中脂質の数値が高い人は特に動脈硬化の危険が高くなるので、血液をさらさらにすることが大切です。

・心機能強化
心臓の機能は年齢と共に低下していきますが、高麗人参は心拍出量を増やし、心臓の動作効率を高め、心臓の機能を高める効果があることがわかっています。
心拍出量とは、1回の心拍で心臓から送り出される血液の量のことで、特にお年寄りの方は継続して摂ることで、心臓の機能が回復する効果があります。

・その他の効果
他にもサポニンは、自律神経を整えて収縮した血管を広げ、血液の循環を促進する働きがあります。
サポニンは骨髄に働きかけて血液を作る手助けもするので、良質な血液が全身をめぐって代謝機能や免疫力の向上にも繋がります。
同じく高麗人参に含まれるアルギニンも血管拡張作用があり、血行不良になりやすい末梢の血管の抵抗が減って、心臓の負担も軽くなります。

このようにサポニンは体内の血液に関する全般を改善してくれる効果があるので、日頃から摂取していることで心臓病の予防の効果は高まります。

3.効果的に心筋梗塞を予防するためには
虚血性心疾患は日本の三大死因の一つで、長い間の生活習慣の影響である日突然発症する特徴があります。
心筋梗塞を予防するためには、動脈硬化を予防することが大切です。
動脈硬化を予防するということは、危険因子である、肥満、喫煙、高血圧、高脂血症(脂質異常症)、糖尿病を予防するということです。

高麗人参はこれらの危険因子にも効果的ですが、それだけでは不十分といえるでしょう。
普段の食生活や生活習慣を見直して、健康的な生活を送ることが一番の予防です。
過度なストレスや激務、睡眠不足は、心臓に負担がかかり、虚血性心疾患を発症する引き金になります。
そして塩分、糖質、肉類、加工食品の摂りすぎには注意して、血液をきれいにする栄養がある魚類、大豆製品を多く摂りましょう。
肥満の解消、予防のために適度な運動も心がけてください。