腎臓病

高麗人参は血管や血流を改善する効果があるので、高血圧や腎臓病の予防に効果があり、血行促進作用や代謝機能向上の働きが、腎臓病の症状を軽減します。
また、ステロイドや透析などの治療と併用することで、副作用を緩和する効果があることもわかっています。

腎臓病で代表的なものに、腎炎、腎不全、糖尿病性腎症、ネフローゼ症候群があります。
治療法は主に食事制限で、急性腎炎の場合は適切な治療で回復するものもありますが、慢性腎不全の場合、失った腎臓の機能の回復は難しいといわれています。
特効薬のようなものは無く、治療薬は発病初期の数週間に限られ、その後は保温と食事制限が中心となります。
腎臓病は10年以上かけて静かに進行するため、定期的な尿検査が大切になります。

腎臓は主に尿を作って老廃物を排出する働きをします。
尿の量を調節することで体液を一定に保ったり、電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウム、リン)の調整や、血液を浄化する仕事をしています。

腎臓病の治療の基本は食事療法ですが、腎臓は寒さや冷えに弱いので体を温めることも治療の一つとされています。
高麗人参の血行促進作用は体を温める効果があるので、腎臓病の治療に効果的です。
また、腎臓の機能が低下すると、体内の水分や電解質、血圧の調整が上手くいかなくなり、むくみや貧血などの症状が現れます。
高麗人参の造血作用や代謝機能向上の働きは、これらの症状を軽減する効果があります。
腎臓病に使われるステロイド剤(炎症を抑える薬)と併用して高麗人参を摂ることで、有効率を高め、副作用を緩和する効果があることもわかっています。

そして腎臓は抗酸化物質を作る働きもしているため、腎臓の機能が低下すると体内に活性酸素が増えて、それがさらに腎臓を攻撃してしまうという悪循環に陥ります。
高麗人参は活性酸素を除去する抗酸化作用があるため、腎臓を活性酸素から守ります。

腎臓には常にたくさんの血液が流れているため、血管や血流に異常が起きると腎臓病を発症する危険性は高くなります。
特に近年は糖尿病が原因の腎臓病が増えていて、高血圧も原因の一つとなっています。
高麗人参は糖尿病や高血圧にも効果があり、血管や血流全般を改善する効果があるので、腎臓病の治療だけでなく予防にも効果的です。
また、塩分やタンパク質の摂りすぎも腎臓に負担をかけるので、気を付けましょう。

しかし治療として利用する場合、注意するポイントがあります。
腎臓病の治療の食事制限ではカリウムを制限することが多いです。
血液中のカリウムの濃度が高くなると、不整脈が起きたり心臓が突然止まるなどの恐ろしい事態を招く危険があるからです。
カリウムは本来、体内の塩分排出を促す成分ですが、腎機能に障害がある人は尿としてカリウムを排出することが上手くできず、逆に体内に蓄積してしまいます。
高麗人参にはカリウムが多く含まれているため、体に良いからといって多量に摂りすぎると、逆に害になる危険もあるのです。

特に腎臓に異常が無い人が予防として摂る分には問題はありませんが、すでに腎臓病の人が治療として利用する場合には、医師と相談するようにしてください。
だいたいの目安はエキスで1日5~10g程度です。
血液中のカリウムの数値を見ながら許容範囲の中で摂っていけば、安心して効果を得ることができます。