花粉症

高麗人参は、恒常性を維持する働きで過剰な免疫反応を抑制します。
さらに副腎皮質の働きを調整して、ホルモンバランスを整える働きもあるので、花粉症の症状を軽くしてくれる効果があります。

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)は、体内に入ってきた花粉を追い出そうとする免疫反応によって、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が起こる病気です。

私たちの体内に花粉が入ってくると、免疫細胞たちによってIgE抗体というものが作られ、鼻の粘膜の肥満細胞と結合します。
再び花粉が侵入してIgE抗体と結合すると、肥満細胞からヒスタミンという化学物質が分泌され、三叉神経が刺激を受けて目のかゆみやくしゃみなどの症状が引き起こされます。

高麗人参の薬効は、恒常性(ホメオスタシス)を維持して体を正常で健康な状態に保つ特徴があります。
そのため、免疫が強く働いている場合には抑制して、逆に弱い時には免疫力を強化して、体内の免疫機能を調整してくれる働きがあります。
花粉症は、体に害が無い花粉を異物と勘違いして過剰に働く免疫反応が原因なので、この働きによってアレルギー症状が軽くなります。

そして、サポニンは脳に直接働きかけて、視床下部から脳下垂体を通じて、副腎皮質の働きを調整する働きもあります。
花粉症の治療で使われているステロイドは、この副腎皮質から分泌される副腎皮質ホルモンが合成されたものです。
副腎皮質ホルモンは、かゆみや炎症などのアレルギー反応を起こすヒスタミンを抑制する働きがあります。
花粉症のひどい人は、この副腎皮質のホルモン分泌に異常が起きている可能性もあるので、副腎皮質の働きを調整することで症状を軽くすることができます。

また、花粉症の人は目や鼻の症状だけでなく、倦怠感、イライラ、集中力の低下、熱っぽいなどの症状を一緒に感じていることが多いです。
高麗人参は代謝機能を高めたり、気持ちを落ち着ける効果があるので、これらの症状の改善にも役立ちます。

花粉症の薬には眠気などの副作用がある場合もありますが、高麗人参は副作用の心配がないので、安心して摂ることができます。

花粉症の薬は、症状が出る2週間以上前から予防として飲んでいることで、症状を軽くすることができるといわれています。
高麗人参は漢方薬なので、効果が現れるまでに1~2か月ほどかかり、体質改善の効果を得られるまでには1年以上の長期的な服用が必要になります。
花粉対策として利用する場合には、花粉が飛散し始める1~2か月前から摂るようにすると、アレルギー症状を抑えてくれる効果が得られるでしょう。
花粉症以外にも、健康に良い効果がたくさんあり、様々な病気の予防ができるので、日頃から習慣として摂ることもお勧めします。