鼻炎

高麗人参は、免疫機能を調整する働きがあるので、アレルギー性の鼻炎を改善します。
さらに副腎皮質の働きを整えて炎症を抑制し、鼻炎の症状を軽くしてくれる効果があります。

鼻炎の種類は急性鼻炎、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎の三つがあり、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が起こります。

アレルギー性鼻炎は、季節性と通年性のものがあり、原因物質(アレルゲン)を体内に取り込むことで起こります。
花粉症もその一つで、他にはハウスダストやダニなどが有名です。

急性・慢性の鼻炎は、細菌やウイルスが主な原因で、鼻の粘膜が炎症を起こし腫れた状態になります。
慢性鼻炎は、急性鼻炎が慢性化した場合や、鼻腔(鼻の穴)の形が関係している場合があり、症状を抑えることはできますが完治させるのは難しいです。

高麗人参に含まれるサポニンは、脳に対して興奮、鎮静の両方に働きます。
これは、恒常性(内部環境を一定の状態に保つ仕組み)を維持して、正常(健康)な状態を保ってくれる、高麗人参の薬効の特徴です。
そのため、免疫機能が強く働きすぎている場合には抑制して、逆に弱っている時には強化してくれる働きがあるのです。
アレルギー性鼻炎は過剰な免疫反応が原因なので、サポニンの働きが免疫機能を調整して、症状を軽くしてくれる効果があります。

また、高麗人参は血液循環を良くして新陳代謝を活発にします。
さらに骨髄に働きかけて血液の製造を促進し、白血球を活性化させます。
これらの効果で細菌やウイルスに対する抵抗力を高めることができ、急性鼻炎の予防ができます。

そしてサポニンは副腎皮質に働きかけて、副腎皮質ホルモンの分泌を調整する働きがあります。
副腎皮質ホルモンは抗炎症作用があり、鼻の粘膜の炎症を抑えます。
慢性鼻炎の治療薬として使用されているステロイド点鼻薬などの成分には、この副腎皮質ホルモンを合成したものが含まれています。
市販の点鼻薬は使いすぎると逆に鼻づまりを悪化させることがありますが、副腎皮質ホルモンは体内に元から存在するステロイドホルモンなので、その心配がありません。

このように高麗人参は、様々なタイプの鼻炎に幅広く効果があります。
体全体に総合的に働くので、効果が現れるまでに1~2か月ほどかかるので、花粉症対策に利用する場合には服用する時期に注意してください。
慢性鼻炎や通年性のアレルギー鼻炎の人は、症状を緩和する効果があるので日常的に服用すると良いでしょう。