アトピー性皮膚炎

高麗人参は、副腎皮質に働きかけて過剰な免疫反応を抑制する働きがあるので、アトピー性皮膚炎の症状を改善します。
肌の健康を保つ効果があるので、アトピー性皮膚炎で特徴的な乾燥肌・敏感肌にも良い効果があります。

アトピー性皮膚炎は、慢性的に湿疹が続く皮膚疾患で、良くなったり悪くなったりを繰り返す特徴があります。
原因ははっきりと解明されておらず、家族の中にアレルギー体質の人がいたり、IgE抗体(免疫ブログリンE)が体内で産生されやすい人は、アトピー素因があるといわれ、アトピー性皮膚炎になりやすいと考えられています。
完治させる治療方法は見つかっておらず、周りの目を気にせずに日常生活に支障が出ない状態を維持する目的で治療がされています。

高麗人参に含まれるサポニンは、免疫機能を制御して、過剰な免疫反応を抑制する働きがあります。
これは、恒常性(内部環境を一定の状態に保つ仕組み)を維持して、健康(正常)な体を作ってくれる高麗人参の薬効の特徴です。

サポニンは内分泌系の副腎皮質に働きかけて、免疫抑制効果のある副腎皮質ホルモンの分泌を調整します。
免疫が弱いときには分泌を減らし、強く働きすぎて体に害になる場合には分泌を増やして免疫機能を制御するのです。
アトピー性皮膚炎は過剰な免疫反応が原因のため、免疫機能が正常化することで症状が改善されていきます。

さらに、副腎皮質ホルモンは炎症を抑える作用があります。
多くの皮膚疾患の治療に使われるステロイド外用薬は、この副腎皮質ホルモンの化学構造がもとになっています。

サポニンが副腎皮質ホルモンの分泌を促進することで、過剰な免疫反応を抑制して、炎症を抑えてくれるのです。

そして、アトピー性皮膚炎の人は肌のバリア機能が低下している特徴があります。
汗や化粧品、薬などの刺激に敏感で、かゆみを我慢できずに掻くので、バリア機能がさらに破壊されるという悪循環が生まれます。

高麗人参は、血液循環を良くして新陳代謝を活発にします。
皮膚の細胞に酸素と栄養が行き渡って、肌のバリア機能が高められるので、ターンオーバーが正常に行われ、乾燥肌・敏感肌を改善することができます。
その他にも肌の老化を防いだり、便秘の解消、ストレスの緩和など、高麗人参は肌を健康に保つ効果がたくさんあります。

高麗人参でアトピー性皮膚炎を根本的に治療することはできませんが、長期的に服用することで体質改善の効果が現れ、悪化を防いだり、症状を緩和することができるでしょう。