子宮筋腫

高麗人参に含まれるサポニンは、血行促進と造血作用があるので、子宮筋腫の影響で起きる貧血を改善します。
また、ホルモンバランスと自律神経を整える働きがあるので、治療によって現れる様々な症状を緩和して、治療をサポートします。

子宮筋腫は良性の腫瘍なので、がんのように他の臓器に転移したりすることはありません。
子宮筋腫のできた場所によっては、まったく症状が無いことも多く、気づかずに生活している女性も多いです。
大きさやできる場所によって症状には個人差がありますが、便秘や下痢、頻尿または乏尿、下腹部の痛み、経血量の増加、激しい月経痛、貧血などの症状が現れます。

子宮筋腫ができる原因はわかっていませんが、成長には女性ホルモンが影響しているとわかっています。
女性ホルモン分泌のピークを過ぎた40代に子宮筋腫は多く、50歳前後で閉経を迎えると女性ホルモンの分泌が急激に減って子宮筋腫は小さくなっていきます。
そのため、子宮筋腫が見つかっても様子見ということで特に治療をしないことが多いですが、周辺の臓器を圧迫するほどの大きさや症状がひどい場合には、治療する必要があります。
異変を感じた場合には、すぐに産婦人科で診察を受けましょう。

高麗人参は、子宮筋腫を取り除いたり、小さくする効果はありませんが、子宮筋腫による症状を緩和してくれます。

子宮筋腫があると、経血量が増加したり、月経でない時にも出血することがあり、貧血になる人が多くいます。
高麗人参に含まれるサポニンは、骨髄に働きかけて血液の生成を促進する造血作用があります。
そして自律神経を整えたり、新陳代謝を活発にして、血行を促進します。
また、高麗人参には赤血球の生成に欠かせないビタミンB12や葉酸も多く含まれています。
こうして作られた良質な血液が全身をめぐるので、貧血や冷えを改善してくれる効果があります。

そして子宮筋腫を治療する場合、摘出手術の他に一時的に閉経状態を作る薬を使った偽閉経療法があります。
女性ホルモンの急激な減少で更年期障害に似た症状がでやすく、骨粗しょう症のリスクが高くなるため、原則的に治療期間は6か月とされています。
ですが筋腫が小さくなっても、治療を止めればまた元の状態に戻ってしまうので、手術の前や閉経の前に補助的に利用されることが多いです。

高麗人参は更年期障害や骨粗しょう症を予防・改善する効果があるので、子宮筋腫の治療の手助けをしてくれます。
子宮摘出手術によって、一時的にホルモンバランスが乱れて体調不良が起こることもありますが、サポニンは脳の視床下部に作用してホルモンバランスを整える働きもあります。

その他にも精神的なショックや手術の不安から、体調不良になる女性が少なくありません。
高麗人参は胃腸に作用して食欲不振を改善する効果や、鎮静作用でストレスを緩和して気持ちを落ち着ける効果があります。
このように体だけでなく心にも作用する漢方薬なので、子宮筋腫に悩む女性の心強い味方になってくれるでしょう。

高麗人参は、女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用があることがわかっていますが、過剰に摂取することがなければ特に子宮筋腫に影響を与えることはありません。
ですが利用する場合には念のために担当医師に相談するのが良いでしょう。