勃起障害

高麗人参の血流を改善する働きや、ストレスを緩和して自律神経を整える働きは、男性の勃起障害(ED)の改善を助けます。
主に、血流障害や精神的ストレスが原因のEDに効果があります。

ED(Erectile Dysfunction)は、勃起不全とも呼ばれていて、特に40代以降の男性に多い病気です。
勃起が起こらない以外にも、たまに勃起しないことがある、硬さが不十分、長続きしないなどの症状が現れて、満足な性交ができなくなります。
原因によって大きく二つに分けられ、神経や血管の障害によって起こる器質性EDと、精神的なストレスが原因で起こる心因性EDがあります。

高麗人参は血流を改善する効果があるので、血流障害によっておこる器質性EDの改善を助けます。

高麗人参を摂ると体内でタンパク質と核酸の合成が促進され、新陳代謝が活発になります。
代謝機能が高まれば血行が促進され、体の冷えが改善されます。
EDになる男性は体温が低めで体が冷えている人が多いといわれています。
高麗人参は体を温めて冷えを改善する漢方薬の代表ともいえる存在です。

さらに高麗人参に含まれているサポニンは、自律神経の乱れを改善して収縮した血管を広げます。
また、高麗人参には血管拡張作用のあるアルギニンも含まれています。
血行不良になりやすい末梢血管の血流が改善され、体内の血液の循環が良くなります。
陰茎を通る細い血管やその周辺の血行不良が改善されるので、ED改善の近道になります。

加齢によってEDの症状が現れるのは、血管や神経に障害が増えるからで、特に動脈硬化は大きな原因の一つです。
ですから、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の影響で、EDになる中高年の男性は多いです。
自分では年齢のせいだと勘違いしていても、実は生活習慣病のせいで体内で動脈硬化が進行していることを知らせてくれているのです。

高麗人参は、血液をきれいにして血管の劣化を防いで、動脈硬化や生活習慣病の予防に役立ちます。
生活習慣や食生活に気を付けて健康な体であれば、中高年でも勃起機能を維持することは可能です。

心因性EDには現実心因といわれる日常生活を送りながら溜まっていくストレスが原因となる場合と、幼少期の体験やトラウマが原因となる深層心因があります。
仕事や夫婦関係、子育てや経済的な悩みなど、精神的なストレスが溜まりやすい30代~40代に多いです。

サポニンは、ストレスを受けて興奮した脳に対して鎮静的に働きます。
この働きは、ストレスを緩和して自律神経やホルモンバランスを整え、さらに気持ちを落ち着かせてくれる精神安定の効果があります。
これは、体だけでなく心にも作用する高麗人参の素晴らしい薬効の一つです。

勃起は副交感神経が作用することで起きるので、ストレスが溜まって交感神経が優位な状態が続くとEDの原因になります。
ED治療では、精神的なプレッシャーがストレスになって性交時に緊張してしまい、かえって症状をひどくする悪循環が生まれてしまうことがあります。
サポニンは過度な緊張が続いている場合に、副交感神経を刺激して血管を拡張させ、血行不良を改善します。
さらに鎮静効果でストレスを緩和し、気持ちを楽にしてリラックスさせてくれる効果があるので、精神的なストレスが原因のEDにも効果があります。

高麗人参のEDに対する効果の特徴は、体全体に総合的に効いて健康な体を作ることで、ED改善を手助けしてくれることです。
そのため、ED治療で使われている内服薬のように効き目は早くありません。
個人差がありますが、効果が現れるまでには1~2か月ほどかかり、体質を改善していくには1年以上の服用が必要です。
EDの治療薬と併用する場合には、必ず担当の医師に相談してから摂るようにしてください。