メタボリックシンドローム

高麗人参は、メタボリックシンドローム診断基準の高血圧、高血糖、脂質異常症の三つの生活習慣病の予防と改善に効果があります。

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満と高血圧、高血糖、脂質異常症(高脂血症)のうち二つ以上が併発している状態のことです。
このような状態の人は動脈硬化になりやすく、脳卒中や心筋梗塞などの合併症を引き起こしやすいことが分かっています。

高麗人参に含まれるサポニンには、自律神経を整えて収縮した血管を広げ、血行を促進する働きがあります。
また、血小板凝集抑制作用や、ウロキナーゼという血栓を溶かす作用のある酵素を活発にする働きもあります。
このように血管を拡張して血栓の生成を防ぐ働きが、高血圧に効果があります。

さらにサポニンは、血液中の中性脂肪と悪玉(LDL)コレステロールを減らして、善玉(HDL)コレステロールを増やす働きがあります。
悪玉コレステロールや中性脂肪が多いと血栓ができやすくなり、動脈硬化になるリスクが高まります。
この働きは特に脂質異常症に効果があることが分かっています。

最後に高血糖ですが、サポニンはインスリンを分泌する膵臓の働きを助ける効果があります。
インスリンは、血液中の糖を分解して、エネルギー源として細胞に送り込む仕事をしています。
しかし、膵臓の機能低下でインスリンの分泌量が低下すると、血液中に糖が残ってしまい高血糖になってしまいます。
サポニンは膵臓で作られるインスリンの生合成を活発にして、血糖値を正常に保ってくれる働きがあります。

そして内臓脂肪が溜まると脂肪細胞から高血圧、高血糖、脂質異常症を引き起こす物質が多く分泌されてしまいます。
内臓脂肪はつきやすく減らしやすい特徴があり、皮下脂肪より比較的簡単に減らすことができます。
特に有酸素運動は、内臓脂肪の燃焼に効果があります。
また、腹八分目を意識して食べすぎには気を付けましょう。
サポニンは、腸で吸収したブドウ糖と脂肪の過剰な合成を抑制して、内臓脂肪の蓄積を抑える働きがあるので、内臓脂肪型肥満にも効果があります。

このように、高麗人参はメタボリックシンドロームの診断基準である生活習慣病全てに予防と改善の効果があります。
メタボに効果があるということは、動脈硬化の予防と改善ができ、動脈硬化によって危険が高まる脳卒中や心筋梗塞などの病気の予防にも繋がります。