ガン

高麗人参に含まれるサポニンは、腸内細菌によって代謝されることで抗がん作用があることがわかっていて、副作用がないガン治療薬として注目が集まっています。
さらに免疫細胞を活性化させて免疫力を高めてくれる働きがあるので、予防にも効果があります。

ガン細胞は毎日体内で発生していますが、それでも私たちが癌にならないのは、体内の免疫細胞が素早くガン細胞を攻撃し退治してくれているからです。
しかし、加齢による免疫機能の低下や、喫煙、生活習慣が原因で、発ガンのリスクは高まります。

高麗人参に含まれるサポニンは、腸内細菌によって代謝されることで抗ガン作用があることがわかっています。
腸内細菌によって代謝されたサポニン代謝物は、ガン細胞の活動を抑制する働きがあります。
ガン細胞は増殖する時に血管内皮増殖因子を分泌して、自分の周りに酸素と栄養を供給する血管を構築していきます。
これを血管新生と呼びますが、サポニン代謝物はこれを阻害して、ガン細胞の栄養補給路を断つ働きがあります。
この働きによって、ガン細胞の転移や増殖を抑制することができます。
転移も増殖もできず、栄養も失ったガン細胞は飢え死にして滅ぶか、免疫細胞に見つかって退治されます。

さらにサポニン代謝物は、ガン細胞の中核に入り込みDNAを分断して、ガン細胞にアポトーシス(自殺)を引き起こさせる働きがあります。
正常な細胞は状態に応じて分裂を抑制、促進したり、アポトーシスの作用がありますが、ガン細胞にはそれがなく、生物が死に至るまで際限なく増殖し続ける恐ろしい特徴があります。
サポニン代謝物はDNA分断に不可欠なカスパーゼというタンパク質分解酵素の一つ(システインプロテアーゼ)を活性化させて、ガン細胞をアポトーシスに追い込むことがわかっています。

このようにサポニン代謝物は、ガン細胞の転移、増殖を抑制する効果があります。
ポイントはサポニンを経口摂取、経口投与することです。
サポニンが腸内細菌によって代謝された物質が抗ガン作用があることがわかっているので、静脈注射などでは代謝がされないためガン細胞抑制の効果は期待できません。
腸内細菌の代謝能力の差で効果にも個人差が現れますが、サポニン代謝に有用な腸内細菌も解明されているため、サポニン代謝物そのものを体外で生産して摂取することも可能です。
そして、継続的に摂取することで腸内細菌が増殖し代謝能力も向上していくと考えられています。

しかし、サポニン代謝物にこのような抗ガン作用があるからといっても、これだけでガンを治療するには不十分なのです。
そこで、ガン治療と併用することで、ガン細胞抑制効果を高めて、さらに副作用の緩和に効果的であると注目されているのです。

ガンの治療で代表的なものに抗ガン剤や放射線治療がありますが、これらの治療はガン細胞だけではなく正常な細胞にも作用してしまいます。
特に骨髄は影響を受けやすく、赤血球や白血球が減って免疫力が低下し、逆にガン細胞の増殖を招くこともあるほどです。
それでなくても貧血や吐き気、下痢や発熱などの強い副作用はガン治療の大きな問題点です。
サポニン代謝物の抗ガン作用は、正常な細胞を傷つけることなく、ガン細胞に対して働くことがわかっています。

またサポニンは骨髄に働きかけて血液の製造を促進し、赤血球と白血球を増やす働きがあります。
その他にも、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を代表に免疫細胞を活性化させ免疫力を高める働きがあるので、ガン治療をしながら服用することで、副作用を緩和する効果があります。
もちろん高麗人参は化学物質ではないので副作用の心配がありません。
実際、抗ガン剤や放射線治療の強力な副作用に体が耐えられず、治療を止めざるを得ない場合も多い中で、高麗人参を服用することで長期的な治療が可能になり、延命効果があることがわかっています。

また高麗人参は、NK細胞や白血球などの免疫細胞を活性化させる働き以外に、血行促進、代謝機能向上などの働きがあり、免疫力の向上に優れた効果があります。
自然治癒力を高める幅広い効果で病気になりにくい体を作ってくれるので、日頃から摂取していることでガンの予防や、再発の防止に効果があります。