脳梗塞

高麗人参は血圧を正常に保つ働きや、血液をきれいにする働きがあるので、脳梗塞を引き起こす動脈硬化や血栓の生成を防ぐ働きがあります。
また、脳梗塞の危険因子である様々な生活習慣病に効果があるため、予防に効果的です。

脳梗塞は脳の血流が止まってしまい、その先の血液がもらえなくなった細胞が死んでしまう病気です。
原因は脳の血管の動脈硬化によって引き起こされる脳血栓症と、心臓から血液に乗って運ばれてきた塞栓が、脳の血管を塞いでしまう脳塞栓症の二つがあります。
血栓の起こった場所によっては麻痺などの後遺症が残る場合が多く、最悪の場合には死に至ることもあります。

脳梗塞を引き起こす原因で最も多いのが高血圧です。
高血圧によって脳の細い血管に負担がかかって動脈硬化を引き起こし、血栓が作られてしまうのです。
それ以外には高脂血症(脂質異常症)、糖尿病、心臓病などで、どれも動脈硬化の危険を高める生活習慣病です。

高麗人参は血圧を正常に保つ働きがあるので、高血圧に効果があります。
高麗人参に含まれるサポニンは自律神経を整えて、収縮した血管を広げて、血圧を下げる働きをします。
同じく高麗人参に含まれるアルギニンも血管拡張作用があります。
これらの成分の働きで脳の毛細血管までしっかりと血液が送られ、さらに自律神経を整えることで正常な血圧を保ってくれるのです。

さらに血小板凝集抑制作用があるので、不要な血栓の生成を防ぐ働きがあります。
血小板の凝集作用は血管を損傷した時の止血には不可欠ですが、ストレスやウイルス、アドレナリンの大量分泌、脱水などの様々な要因で凝集作用が働いて血栓をできやすくしてしまう場合があります。
サポニンはそのような過剰な血液の凝固を抑制して、血栓ができるのを防いでくれるのです。
また、血液の凝固を防いだり、血栓を溶かす働きがあるウロキナーゼという体内の酵素を活性化させる働きもあります。
ウロキナーゼは実際に血栓を溶かす薬として、治療に使われています。

そして、サポニンは血液をきれいにして、さらに体内の血液循環を促進してくれます。
サポニンは、血液中の悪玉(LDL)コレステロールと中性脂肪を減らして、善玉(HDL)コレステロールを増やしてくれる働きがあります。
これは腸内で吸収されなかったサポニンが、過剰な脂肪の吸収を阻害し、吸収されたサポニンが肝臓で脂肪の排泄を促進して、過剰な合成を阻害するからだと考えられています。
血液中の総コレステロール値や中性脂肪の数値が高い人は、動脈硬化の危険が高まりますが、サポニンは血液をさらさらにすることで動脈硬化の改善と予防に効果を発揮するのです。

脳梗塞を防ぐためには、動脈硬化の予防が重要です。
そのためには動脈硬化の危険因子である高血圧、高脂血症、糖尿病を予防することが必要になります。
まずは食生活を見直して、塩分や糖質の摂りすぎには注意して魚類や大豆製品を多く摂るようにしましょう。
肥満も動脈硬化の危険を高めるので、適度な運動を心がけてください。
高麗人参は、脳梗塞の引き金となる様々な生活習慣病に幅広く効果があるため、日頃から予防として摂取することをお勧めします。